インターネット通販の不安について
インターネット通販の不安について
ネット通販で商品を購入するというのは、非常にハードルの高いことなのかもしれません。
失敗するか不安。。。
セキュリティに不安。。。
はじめてのネットショッピングで気を付けることってなんでしょう?
通販サイトで買い物をしてみたいのですが、商品が届かないといったトラブルをニュースで見たことがあり利用するか悩んでいます。
ネットショッピングで気を付けることを教えてください。
安心して買い物ができる通販サイトなのかどうか必ず確認しましょう!
ネットショッピングを利用すればお店に行かなくても好きな時に買い物ができ、重いものでも自宅や指定した場所まで配送できるのでとても便利です。
しかし、代金を支払ったのに商品が届かなかったり購入した商品と異なるものが届くといったトラブルがありますので、利用の際は気を付けましょう。
注意しないといけないところは、インターネットを含めた通信販売は「クーリングオフ」を適用できないという点です。
参考:独立行政法人国民生活センター インターネットショッピングで購入した商品はクーリング・オフできるの?
では、ネットショッピングでトラブルを防ぐために気を付けるポイントはあるのでしょうか?
いくつかポイントをご紹介します。
1、商品の価格を複数の通販サイトで比較する
2、日本語が不自然かどうかを確認する
3、通販サイトの会社概要を確認する
4、返品特約の項目を確認する
5、大手通販サイトでも要注意
1、商品の価格を複数の通販サイトで比較する
通販サイトのなかには悪質なサイトがあり、人気商品の価格を定価より高く販売していたり極端に安く設定していることがあります。
定価よりも安いとつい購入したくなりますが、悪質なサイトの場合は消費者の心理を利用した罠である可能性があるので注意してください。
購入する際は、複数のサイトで、例えば、アマゾンや楽天などで、同じ商品を比較し、平均的な価格を確認しておきましょう。
2、日本語が不自然かどうかを確認する
利用者をだます目的で作られた通販サイトは、翻訳したかのような不自然な日本語が良くみられます。
日本語の不自然さを感じる通販サイトでの買い物は控えましょう。
3、通販サイトの会社概要を確認する
インターネットを含めた通信販売は「特定商取引法(第11条5項)」により次の項目を表示するように定めています。
事業者の氏名(名称)、
住所、
電話番号
具体的には、通販サイトの場合はページの最下部などに記載されている
「会社概要」
「運営会社」
の項目に事業者の氏名や名称、住所、連絡先電話番号が記載されているかどうかを確認しましょう。
住所や連絡先の記載がなかったりメールアドレスのみが記載されている通販サイトは、連絡が取れなくなる可能性があるので注意してください。
もし、お店が信頼できるか不安な場合は表示されている住所をGoogle マップなどで検索し、購入先のお店が存在するかどうかを確かめる方法も有効です。
4、返品特約の項目を確認する
「特定商取引法」では、返品に関する事項(返品の可否や返品の期間などの条件、返品の送料負担の有無)、いわゆる「返品特約」を記載するよう定められています。
もし、返品について記載されているページがない場合は、商品の引渡しを受けた日から8日間以内であれば商品を購入後に通販サイト側より「返品できません」と断られても、契約の解除(返品)ができます。
返品について記載されているページがある場合は、特約内容にのっとって返品手続きを行なうことになります。
通販サイトでの買い物は実物を手に取ることができないため、商品が届いたあとに返品する場合の手続きもあらかじめ確認しておきましょう。
5、大手通販サイトでも要注意
有名な大手通販サイトなら安全なように思えます。
ところが、大手通販サイトが運営する通販サイトでも、悪質な業者が出品しているものもあります。
さらに、本物そっくりなコピーサイトにだまされてしまうケースもあり、「見たことのある有名サイトだから大丈夫」といった先入観から、少々の怪しさを感じても入金してしまい、被害に遭うケースが発生しています。
大手通販サイトで買い物するときも、
必ず「誰が」「どこから」販売しているのかを確認しましょう。
また、大手通販サイトの場合は商品やショップごとにレビューが記載されている場合がありますので、チェックしてみてください。
ネットショッピングは実物を見てその場で購入できないため、トラブルが起こりやすい傾向にあります。
そのため、安心して買い物ができる通販サイトなのかどうかを必ず確認し、自己防衛しましょう。